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ソノシート

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数日前のクイズ番組で、これは何という名前でしょうというのがありました。
レコード(既にこれがほぼ絶滅)が薄いプラスチック製で雑誌の付録などになっていたものです。
答えはソノシートなのですが、凪パパよりも多少年齢層が高い回答者ばかりだったのに全員ハズレだったのは意外でした。
ソノシートというと、凪パパは小学生の頃からI/O(アイオー)という今でいえばパソコン専門雑誌(当時はマイコンと呼んでいました)をずっと購入してましたが、その弟分のPIO(ピオ)という雑誌が発刊され、付録にソノシートが付いていたのです。で、ソノシートは雑誌に綴じられていてミシン目で切らなければいけないのですが、失敗して録音部分まで裂けてしまったこともありました。
何故パソコン雑誌の付録がソノシートなのか。凪パパ世代より下だと思いも付かないかもしれませんね。
当時はパソコンのデータの保存はカセットテープでした。音としてデータを記録していたのですね。それも、最初に凪パパが買ってもらったPC-8001というパソコン(マイコン)では600ボーという変調レートでした。凪パパの記憶が確かなら当時は1ボー=1ビットで処理していたので、そのまま毎秒600ビット≒75バイトです。エラー訂正でパリティビットとか付いてたかも…忘れました。ですので、とても遅い。もっとも当時はそれが当たり前でした。
今みたいにパソコンを起動すればなんでもできるわけではなく、ハードディスクなんてものがなかったから、パソコンを起動したらまず実行したいソフト(ワープロとかゲームとか)のカセットテープを挿入し、ロードする。エラーが発生したらやり直し。そして実行。電源切ったら次回はまた最初から。
で、話は戻ってソノシートですが、ソノシートをレコードプレイヤーで再生してカセットテープに録音し、それをパソコンに読み込ませるわけです。これが至難の業です。ノイズが入ったらエラーが発生します。実際、凪パパはPIOのソノシートからちゃんとソフトを実行できた経験はなかったような…
今だったら雑誌にソフトを付録に付けるならUSBメモリですかね。それ以前にURL載せてダウンロードしてもらう方が早い。
ネットワークについても語りたいことはいろいろありますが、それはまたの機会ということで。

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