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サーバのハードディスク交換

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本サーバのOSが入っているハードディスクで、6/15と18日にエラーが発生しだしました。

件名: OfflineUncorrectableSector
本文: Device: /dev/sde [SAT], 15 Offline uncorrectable sectors
件名: CurrentPendingSector
本文: Device: /dev/sde [SAT], 15 Currently unreadable (pending) sectors

といったメールが届きました。上記は6/18ですが、6/15はセクタ数は1でしたので、増えてます。
詳細は割愛しますが、badblocksコマンドで不良ブロックの一覧を抽出し、debugfsコマンドで確認したところ、全て未使用のブロックでした。
ハードディスク故障の予兆っぽく、このままいくと障害に繋がりかねないので、ハードディスクを交換しました。
凪パパ自宅サーバは、実はかなり古く、シリアルATAコネクタが2個しかない上に1個はコネクタ破損しているため、ハードディスクを2台接続できません。データ用のハードディスク4台は、パラレルATAで接続しています。
このため、コピー作業をしようにも、ハードディスクも繋げられないしCDブートもできません。仕方がないので、普段使いのPCをコピー作業用にしました。
手元にあったKnoppix 7.0.2のLiveCDでブートし、以下のコマンドを実行しました。

dd if=/dev/sda of=/dev/sdb conv=sync,noerror bs=512

別ウィンドウから以下のコマンドを実行し、1分毎に進捗を表示させました。

watch -n 60 pkill -USR1 dd

160GBのハードディスクのコピーに約2時間かかりました。
その後、コピー先のハードディスクをサーバに組み込んで無事に起動しました。
交換後のハードディスクは2TBあるので、空き領域があります。どう使うかはともかく、とりあえず使えるようにしました。

[root@www ~]# parted /dev/sde
GNU Parted 3.2
/dev/sde を使用
GNU Parted へようこそ! コマンド一覧を見るには ‘help’ と入力してください。
(parted) print free
モデル: ATA WDC WD2003FYYS-0 (scsi)
ディスク /dev/sde: 2000GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: msdos
ディスクフラグ:
番号 開始 終了 サイズ タイプ ファイルシステム フラグ
1 32.3kB 210MB 210MB primary ext3 boot
2 210MB 160GB 160GB primary lvm
160GB 2000GB 1840GB 空き容量
(parted) mkpart
パーティションの種類? primary/プライマリ/extended/拡張? primary
ファイルシステムの種類? [ext2]? xfs
開始? 160GB
終了? 2000GB
(parted) quit
通知: 必要であれば /etc/fstab を更新するのを忘れないようにしてください。
[root@www ~]#

あとは/etc/fstabに以下を追記します。

/dev/sde3 /mount xfs defaults 1 2

これで次回起動からは自動的にマウントされます。初回は以下でOKです。

[root@www ~]# mount /mount

次はサーバ自体のリプレースも検討しないといけないですね。もう8年近く休まず動いています。
ちなみに今のサーバは2代目で、1代目はPCからのお下がりから始まってサーバとしては6年くらい動いていて、急に電源が入らなくなりました。

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